「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は小説投稿サイトに投稿されていた作品を2013年に書籍化したもので、通称「ダンまち」と呼ばれる作品です。
もともとライトノベルから始まったこの作品はその後、漫画化やアニメ化、そしてゲーム化など多くの形で作品が展開されています。
ダンジョン探索を舞台に描かれている本作は、執筆当時に人気のあったゲームキャラクターのパラメーターや経験値システムなどゲームを意識している部分があり、小説が好きな人だけではなくゲームが好きな人など多くの人が読みやすくなるような配慮がなされています。
そのため本作にはレベルやアビリティ、ドロップアイテムなどゲームをやっている人なら聞き覚えのある言葉が多く出てきます。
さらに基本アビリティには能力値ごとに0から999までの数値があてられていたり、ランクアップのためには指定された基本アビリティが一定以上の数値でなければいけないなど、その設定は細かいところまでしっかりと練り込まれています。
このように冒険ものが好きな方はもちろん、ゲームが好きな方は絶対に見るべき作品の一つといえると思います。また、ライトノベルや漫画、アニメと多くのメディアで扱われているので、自分の入りやすいところからこの作品に触れられるのもオススメできるポイントです。
コメント