鬼ががってますね

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【鬼滅の刃/甘露寺蜜璃】ときめきを求め居場所を見つけた乙女

アニメ考察

今回の鬼滅の刃は
ときめきを求め
居場所を見つけた
甘露寺蜜璃について
お話したいと思います。

この記事はネタバレ要素を含みます。

鬼殺隊の中で最強の実力を誇る
9人の隊士、柱。

突出した力ゆえに
どこか人を寄せ付けないオーラを
放っている者も少なくありません。

しかしながら、
それは甘露寺蜜璃には
当てはまりません。

彼女は炭治郎だけではなく
鬼である禰豆子の事も
妹もように可愛がっていますし、
初対面の玄弥に対しても

「初めまして こんにちはぁ 大きいねぇ~」「何歳ですか?」など
率先して話しかけていました。

刀鍛冶の皆さんとも
打ち解けているようでしたし、
おそらく行きつけの食事処の
店員とも和気あいあいと
談笑しているに違いありません。

恋柱である甘露寺は
「キュン」という胸の高鳴りが
彼女オリジナルの「恋の呼吸」の
源であるのは確かです。

けれども彼女の原動力が
恋心だけというわけでは
ないのでしょう。

仲間たちへの親愛や
お館様への敬愛・・・
様々な愛が甘露寺の
原動力になっていると思われます。

また甘露寺といえば、
伊黒との関係も気になるところです。

公式ファンブックでは
「特に伊黒さんと食事や文通する時が楽しいようです」つまり・・・

そういう事なのでしょうか!?
(2020年3月30日発売のJUMPでついにその真意が明かされましたね)

鬼狩りを目的とする鬼殺隊において

「入隊したのは添い遂げる殿方をみつけるためなの!!」という甘

露寺の入隊動機はかなりの異色です。

たいていの事では動じない炭治郎が
この時ばかりは
呆けてしまうほどでした。

ただ甘露寺がこの入隊理由を
抱くに至るまでの道のりは
なんともほろ苦いものでした。

変わった髪の色や
常人の何倍もの筋肉の持ち主である
甘露寺は、過去に「普通じゃない事」
を理由に婚約破棄されています。

一時は周囲が求める「普通」という
枠組みに自分を当てはめようと
努力した彼女ですが、
新たな縁談が持ち上がった時に

「私のままの私でいられる場所ってこの世に存在しないの?私の事を好きになってくれる人はいないの?」と
疑問を抱くのです。

現代よりも
「普通はこうあるべき」という
固定概念が強く残っていた
大正時代において、
周囲に足並みをそろえるために
本当の自分を隠して生きる事は、
当然のことといえば
そうだったのでしょう。

そのような時代に生まれながらも、

「こんなのおかしいよと違和感を覚え、さらには自分らしく生きていける場所をみつけた」甘露寺。

彼女の生き方は
鬼滅の刃の登場人物だけでなく、
現代をいきる私達読者も共感し
勇気づけられているのです。

鬼殺隊内には特異体質者が
数人存在しますが、
甘露寺もまたそのうちの1人です。

常人の8倍もの筋肉量をもつ彼女は
1歳2カ月の時にはすでに
15キロの漬物石を
持ち上げていたといいます。

これだけを聞くと、甘露寺は
パワー型の剣士であるようですが
実際の戦闘スタイルは「剛」
というよりは「柔」という感じで
豊富な筋肉は破壊力よりも
エネルギータンクとして
戦いを支えています。

また鞭のようにしなる
甘露寺の日輪刀は、
新体操のリボンを
連想させる形状です。

彼女が使用する恋の呼吸では、
柔軟な身体と
しなやかに曲がる愛刀を駆使した
アクロバティックな技が
多い印象です。

特に
「伍の型・揺らめく恋情・乱れ爪」
では、
流れるようなバク転をしながら
技を繰り出しており、
甘露寺の優れた柔軟性あってこそ
成立する技だと言えるでしょう。

もう一点注目したいのが、
甘露寺の防御スタイルです。

通常相手に攻撃された際には
①攻撃そのものをよける
②刀で受ける
③自分も技を繰り出して相殺する
という風に身を守りますが、
甘露寺の場合は長くしなる刀で
相手の攻撃を斬るという手法で
敵の技を無効化します。

半天狗が
「攻撃を斬りよった」と
驚いている様子から察すると
技を斬るという甘露寺の防御法は
珍しいものなのでしょう。

刀鍛冶の里では年下の隊士たちを
引っ張っていた甘露寺ですが、
無限城編では様子が少し
異なっています。

上弦の肆・鳴女を見つけた甘露寺は
果敢に斬りかかりました。

少々張り切りすぎ、
伊黒におちつくように諭されます。

「私より年下のしのぶちゃんが命をかけて頑張ったのよ 私も頑張らなくちゃ!!」というモノローグ通り、

しのぶに感化された
というのもあるでしょうが、

それ以外でも
「すきな人の前でいいところを見せたい!」という

乙女心が空回りした可能性も
あったかもしれませんね。

そんな甘露寺の愛らしい姿を
早くアニメでも見たいものですね。

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