鬼ががってますね

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【鬼滅の刃/煉獄杏寿郎】○の後も皆の心に火を灯し続ける男

アニメ考察

めちゃくネタバレ要素になります
アニメしか見てない人はご理解の上
お進みください。

今回の鬼滅の刃は
死の後も皆の心に火を灯し続ける
煉獄杏寿郎について
お話したいと思います。

煉獄杏寿郎は決して登場回数が
多かったわけではありません。

けれども炎柱・煉獄杏寿郎は
この世を去ったあともなお、
人々の心に行き続けています。

主人公である炭治郎が
無限城で再会した猗窩座に告げた

「強い者は弱い者を助け守る そして弱い者は強くなり また弱い者を助け守る これが自然の理だ」
という言葉には

まさに無限列車で
乗客や炭治郎たち後輩剣士を
守りぬいた煉獄の姿が重なります。

「そして君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ」
という最後の言葉が、

当時まだ駆け出し剣士だった
炭治郎、善逸、伊之助に
大きな影響を与えました。

煉獄の死亡報告を聞いた柱たちも
煉獄の死に心を痛めていましたし、
刀鍛冶のの里で
煉獄の形見の鍔を目にした
時透が涙をにじませていたことからも
彼の人望の厚さが伺いしれます。

そんな頼もしい煉獄を慕う者は、
作中だけにとどまりません。

明朗快活な性格に剣士としての
まっすぐな生きざま、
後輩剣士に気配りを忘れない姿から、
ファンの間で「鬼滅のアニキ」と
呼ばれ愛されています。

無限列車に登場した
下弦の壱・魘夢の能力は

「幸せな夢を見せて夢の中に人々を閉じ込める」というものでした。

ところが煉獄だけは
炎柱になった報告を
父親にしたけれど、
喜んでもらえなかった
という内容でした。

そうです彼だけは
悲しい過去の記憶を
夢にみていたのです。

ではどうして
煉獄だけが例外だったのでしょうか?

その理由には煉獄の性格や考え方が
大きく関わっていると推測できます。

母が早くに亡くなり、
尊敬する父親が
急に活力を失ってしまうなど、
煉獄はこれまでに
何度も寂しさを味わってきました。

それでも煉獄は、
その度に現実を正面から受け止め、
前へと進んできたのです。

弟の千寿郎に告げた

「頑張って生きて行こう!寂しくとも!」という言葉は

彼自身の経験に基づいた
言葉なのでしょう。

世の中は
自分の思い通りにはいかない、
そう知っている煉獄は
情熱家の反面、悲しいほどの
リアリストでもあります。

彼の名言の一つである

「老いる事も死ぬことも 人間という儚い生き物の美しさだ」
という台詞からも

煉獄の死生感が伺えます。

「あの時こうしていれば」
という後悔の念や

「こうなったらいいのに」
という願望は

誰もが多かれ少なかれ抱えています。

ただし普段から現実を
きちんと見据え、
過去を振り返らない性格の
煉獄相手には、
幸せな夢を見せるという
あやかしの効果が
効きにくかったのでしょう。

煉獄が使用する炎の呼吸からは
近距離・遠距離・
または縦・横の動きなど、
型がバランスのよい印象をうけます。

煉獄は炎の渦で広範囲を攻撃できる
「肆ノ型・盛炎のうねり」で
猗窩座の出方を伺った後に、
タイミングを見計らって
間合いをつめてから「伍ノ型・炎虎」
を繰り出しています。

炎虎はその名の通り
虎が前足をあげて襲いかかるような
描写がされており、
相手の高さある攻撃に
対抗できる技だといえるでしょう。

また戦闘中の煉獄は
腕のたつ剣士であると同時に、
優秀な指揮官でもあります。

即座に状況を把握して
人員を振り分けたり、
的確な指示を出すといった
行動に加え、
炭治郎に呼吸による
止血指導を行うなど、
戦闘の中で後輩指導もこなせる
万能リーダーなのです。

猗窩座との死闘の末に
煉獄が最後に繰り出したのは
奥義「玖ノ型・煉獄」です。

刀を肩に担いだ状態から
螺旋状の炎を伴う突進技で
煉獄は相内に持ち込み、
ついに猗窩座をとらえます。

煉獄が奥義と呼んでいること、
そして「煉獄」という技名から
察するに、

この玖ノ型は
煉獄家だけが使える
技なのかもしれません。

炎の呼吸の使い手は
他にも存在するはずですが、
玖ノ型に限っては
炎柱を代々継承してきた
煉獄家の人間だけが使用できる
可能性が高そうですね。

また奥義と
よんでいるぐらいですから、
玖ノ型は他の型に比べて
難易度が高いという事も
推測できます。

煉獄はかつて炎柱であった父から
直々に稽古を
つけてもらっていましたが、
父が突然柱を引退して以降は
独学で鍛練に励んできました。

とすると煉獄は独学で
玖ノ型を
身に付けたのかもしれませんね。

煉獄が指南書を読みながら
鍛練に励んでいたのは、
代々煉獄家に伝わる奥義を
会得するためだったのでは
ないでしょうか。

公式ファンブックによると、
煉獄に継子がいなかった理由は
稽古がつらすぎて
みんな逃げたからとの事でした。

しかし他にも
要因があったのではないでしょうか。

煉獄が弟に宛てた遺言は
自分の心のまま
正しいと思う道を進んで欲しい
という内容でした。

煉獄は弟だけではなく
誰に対しても

「自分の心のままに生きて欲しい」
と願っていたとも考えられます。

過去に煉獄の継子であった
甘露寺が恋の呼吸を生みだせたのも、

煉獄が甘露寺の個性を
尊重したからに違いありません。

煉獄は炎柱継承者の
育成目的などではなく、

己に合った剣の道を見つけて欲しい
という思いで
継子を取っていたのかもしれないですね。

そんな煉獄さんが見れるのは映画からになります。コロナの関係で延期になってしまいましたが、早くその勇姿と闘う姿を見たいですね。

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