鬼ががってますね

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【鬼滅の刃/胡蝶しのぶ】美しくも儚い素顔について

アニメ考察

今回の鬼滅の刃は
美しくも儚い
胡蝶しのぶについて
お話したいと思います。

胡蝶しのぶは鬼殺隊最強である
柱の一角を担いつつも、
自身の屋敷で負傷した剣士の
治療も担当しています。

前線で戦うだけではなく、
薬学のスペシャリストとして
裏からも隊を支える鬼殺隊に
欠かせない存在であったと
いえるでしょう。

また
しのぶは
「顔だけで食べていけそう」と
いえるほど美貌の持ち主でもあります。

可愛いうえに
いつも笑顔を絶やさないしのぶは、
的確な医療行為を
女神のような頬笑みで
隊員たちを日々癒しているのです。

ただし
少女時代の彼女はちょっと怒りっぽく
しのぶが常に笑顔でいるように
なったのは、
姉のカナエの死がきっかけです。

生前にのカナエに言われた

「姉さんはしのぶの笑った顔が好きだなぁ」という言葉は、

しのぶにとって宝物のように
大切なものなのでしょう。

またいつも笑顔でいた姉を真似る事で、
しのぶは姉を失った悲しみを
埋めているのかもしれないですね。

笑顔はしのぶの
トレードマークであると同時に、
胡蝶姉妹をつなぐ絆だと
いえるのではないでしょうか。

「でもそれが姉の想いだったなら私が継がなければ」という台詞の通り、

しのぶは姉カナエの意思を
継承しようとしています。

那田蜘蛛山の任務を
言い渡された際に

「人も鬼もみんな仲良くすればいいのに」という一言にも、

鬼を哀れむ姉の心を
受け継ごうとしている様子が
見てとれますよね。

ただし、
それは使命感によるもので、
本心には鬼への嫌悪感と憎しみが
渦巻いています。

そんな怒りを心の奥底にしまいこんで
鬼に笑顔を向けるしのぶは、
相反する想いのはざまで
葛藤してきたに違いありません。

炭治郎にこぼした

「だけど少し・・・疲れまして」
という台詞からも
しのぶの苦悩は伺いしる事ができます。

そんなしのぶにとって
鬼になった禰豆子とともに
在ろうとする炭治郎の存在は、
大きな救いとなったに違いありません。

のちにしのぶが童磨に告げる

「仲間の誰かが必ずやりとげてくれる私はそう確信している」という台詞は、

蝶屋敷での炭治郎との
やり取りがあったからこそ、
生まれた言葉だったのでは
ないでしょうか。

もう一人の姉妹である
カナヲはもちろん
長年背負ってきた
「鬼と仲良くする」
という願いを引き継いでくれた

炭治郎の存在も
しのぶにとって
支えになっていたのでしょうね。

蟲柱胡蝶しのぶは、
他の隊士たちのように
鬼の首を斬るのではなく、
毒を打ち込んで戦う異色の剣士です。

他の呼吸は「○○の型」という
名前がつけられていますが、
しのぶが操る蟲の呼吸は
「○○ノ舞」というネーミングです。

舞という表現は
蝶のように軽やかに戦場を駆ける
しのぶの戦闘スタイルに
ぴったりだと思いませんか。

アニメでの演出にも
その傾向は顕著に表れており、
那田蜘蛛山の戦いで
累の姉の鬼相手に繰り出した
「蝶ノ舞・戯れ」では、
無数の蝶が飛んでいく映像を用いて
太刀筋が可視化されています。

また蝶の色が紫色なのは
藤の毒を表しているのでしょう。

攻撃された鬼がすぐに
現状を把握できすに、

まるでしのぶの剣技に
魅せられているような表情を
浮かべるのも印象的です。

これはそれだけ
しのぶの突きが鋭く、
一瞬にして毒を打ち込んでいる
証だといえるでしょう。

押す筋力はずば抜けて強く、
その威力は岩を貫通するほどで、
水の呼吸の雫波紋突きより早い
という記載からも

しのぶが繰り出す技の威力が
いかに鬼殺隊の中で抜きんでているかが
わかります。

しのぶが笑顔の下に隠してきた
鬼への憎悪は姉の仇である
上弦の弐・童磨を前に
ついに爆発します。

その激しさは
いつも丁寧な言葉遣いをするしのぶが

「私の姉をころしたのはお前だな?この羽織に見覚えないか」と
声を荒げるシーンからも伺えます。

また
「あとほんの少しでも体が大きかったら鬼の頸を斬って倒せたのになぁ」
というモノローグにも表れている通り、

この時のしのぶは
鬼殺隊の蟲柱としてではなく、
カナエの妹しのぶとして
戦っていたのでしょう。

童磨戦は単に姉の弔い合戦には
とどまりませんでした。

姉を失って以来、
素の自分を封印してきたしのぶが、
本来の自分を解放した唯一の戦い、
そう言えるのではないでしょうか。

童磨戦はアニメでは2期でもやらないぐらい先の事だとは思いますが、しのぶ好きとしては早くその姿が見たいものです

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