鬼ががってますね

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【鬼滅の刃/栗花落カナヲ】彼岸朱眼の使い手

アニメ考察

今回は彼岸朱眼の使い手である
栗花落カナヲについて
お話しようと思います。

※放映されいるアニメ作品以上の内容が入る為、ネタバレ注意です。

炭治郎と同期剣士のカナヲは、
蟲柱・胡蝶しのぶ継子として
蝶屋敷で暮らしています。

以前は感情の機微に乏しく、
1人では何も決める事が
できませんでしたが、
炭治郎との出会いを経て
カナヲの心境に少しづつ
変化が生じて行くのでした。

「全部どうでもいいから 自分で決められないの」

と語っていたカナヲでしたが、
指令よりもアオイの救出を優先したり、

しのぶに

「あの・・あの私もっと師範と稽古したいです。」


恥ずかしながらも
自分の気持ちを伝えようとする言動に、
自己主張が絡んでくるように
なっていきました。

そうやって少しづつ
リミッターが外れつつあった
カナヲの感情は、
ついに無限城の童磨戦一気に
解き放たれることになったのでした。

肉親のように慕っていたカナエや
しのぶを殺された怒りや悲しみ、
さまざまな感情に突き動かされた
カナヲは、伊乃助とともに
童磨討伐を果たします。

今のカナヲからは意思薄弱だった
かつての様子は垣間見る事が
できません。

姉たちの命を奪った相手に
怒りを露わにし、
喪失感とともに涙を流します。

カナヲは感情豊かな
剣士へと成長していくのです。

カナヲが感情を失ったのは、
いわば自己防衛のためなのです。

親に虐待される苦しみや悲しみから
逃れるために、
心を閉ざしてしまったのです。

親から愛情ではなく苦しみを
与えられる事ほど
心が痛む事が他にあるでしょうか?

心を閉ざしてしまったカナヲに
再び心を取り戻してくれたのが、
胡蝶カナエ・しのぶ姉妹との
生活でした。

カナエが命を落とした当時を
回想した際にカナヲはとても
動揺していたとのことで、
涙こそ流さなかったけれど、
体中に汗をかき心はおおいにして
揺れ動いていたのです。

それはすなわちカナヲの心が
感じることを取り戻して
いたからでしょう。

なんとも悲しい感情の
取り戻し方なのでしょう。

嬉しい方向ではなく
悲しい方向へと
心が動いてしまったのです。

カナエのそっと包み込むような
優しさや、しのぶの厳しくも愛のある
叱責がカナヲの心を少しずつ
解きほぐしていったのではないかと
考えます。

まだこの時ではカナヲは
自分の意思に従って
行動する事は出来ずにいました。

物事の判断を
コイントスのようなものに
頼っていたカナヲを変えたのが
炭治郎でした。

「コインの表が出たらカナヲは心のままに生きる」

という
炭治郎の言葉に感化されたカナヲは
次第に自分の意思に沿った言動を
示せるようになっていったのでした。

カナヲは胡蝶カナエと同じく
花の呼吸の使い手です。

その特徴は日輪刀にも
反映されていて、
柄の部分と鞘には梅の花が
あしらわれています。

梅の花言葉として
「上品」「忠実」「忍耐」「高潔」
などがあるのですが、
まるでこれまでのカナヲの人生、
歩みをそのまま表しているかのように
感じませんか?

品のよい笑いを浮かべ、
命令に忠実に従っていた昔のカナヲ。

そして悲しみに耐え忍び、
気高い精神で戦い続ける
現在のカナヲの梅の花は
カナヲのキャラクターに
ピッタリだといえるでしょう。

他の同期組と同じく
カナヲもまた五感に優れています。

カナヲの優れている点は視力なのです。観察眼と表した方が
しっつくりと
馴染むかもしれないですね。

幼い日のカナヲは
両親の暴力から逃れるために
動きをよくみていたそうなのです。

幼少期の辛い経験が
カナヲの人波外れた観察眼の
基礎になっているなんて、
切なすぎますよね。

童磨戦で繰り出した
「彼岸朱眼」は眼の力に長けた
カナヲだからこそ使用する事ができた
大技なのです。

神経や血管に大きな負担がかかり、
失明のリスクを孕むこの技は
まさに終ノ型の名にふさわしい技だと
いえるでしょう。

最終選抜当時カナヲの戦闘能力は
同期5名の中でも1人ずば抜けていたと
いえるでしょうね。

試験終了となる七日目の朝に
炭治郎・善逸・玄弥はまさに
満身創痍といった様子で、
着物はぼろぼろになり、
傷だらけの状態でした。

伊乃助は下山していたため
詳細不明ですが、
同じ状態になったいたであろう事は
予想がつきますよね。

そんな中カナヲは
試験開始前と同じ姿のまま、
無傷である事はもちろん、
衣類に泥ひとつついていない
余裕の状態での試験突破だった様子が
手にとるようにわかりますね。

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