今回は鬼滅の刃の禰豆子の血鬼術である
「爆血の力」について
お話していきたいと思います。
※放映されいるアニメ作品以上の
内容が入る為、ネタバレ注意です。
禰豆子の血鬼術は爆血という
炎を繰り出す技です。
その炎の威力は
鬼を攻撃するという事にとどまらず、
鬼の毒を解毒したり、
炭治郎の刀にまとわせる事で
爆血刀へと変化させたりできる
優れものですよね。
これまでに登場した鬼達の
傾向から憶測するに、
血鬼術は人間時代の趣向や特技が
関係しているように思えます。
それならば
禰豆子の爆血の
ルーツは何のでしょうか？
爆血は鬼に深刻なダメージを与え、
さらには人間の体内に入り込んだ
鬼毒をも燃やしつくす事ができます。
つまり
「鬼(の要素)を消滅させらえる力」とも
言いかえる事が
できるのではないでしょうか？
兄の炭治郎が日の呼吸と
なんらかの関係があると思われる
ヒノカミ神楽の使い手だという点から
考えると、
禰豆子の血鬼術・爆血が日「太陽の光」の要素を秘めていると
仮定した場合
禰豆子が太陽を克服できた事にも
納得できます。
禰豆子の血を調べた珠代曰く、
「(禰豆子）はこの短期間で血の成分が何度も何度も変化している」
との事でした。
またこの時の珠代の手紙には
「禰豆子さんは近いうちに太陽を克服すると思います」
という予想も書き添えられていました。
珠代の調査結果と予想を
総合してみると、
禰豆子の身体には
生まれつき備わっていた、
日の力が戦いを増すうちに
強まっていったのではないかと
考えられないでしょうか？
血液中の日の成分濃度が上がった結果
血鬼術・爆血が能力として開花し、
最終的には太陽の克服という結果に
結びついたのではないでしょうか？
兄妹のやり取りが可愛すぎる
ヒロイン禰豆子ですが、
攻撃や解毒など様々な分野において
活躍しています。
ただ可愛いだけの
ヒロインじゃなかったのですね。
鱗滝がお館様に宛てた手紙には
「禰豆子は強靭な精神力で人としての理性を保っています」
と記されていました。
どうして禰豆子だけが鬼としての
人を喰らいたいという
欲求に打ち勝つ事が
できているのでしょうか？
それは人間としての
禰豆子の性格が
大きく関係していると思われます。
鱗滝曰く
気休めのつもりで暗示をかけた、
その暗示は
「人間は皆お前の家族だ 人を守れ 鬼は敵だ 人を傷つける鬼を許すな」
という内容でした。
この家族という言葉がポイントであり、
元来より人一倍家族への思いが強い
禰豆子だからこそ、
この暗示が強く効いているのではないかと思います。
仮りに自己中心的で思いやりに欠ける
性格の持ち主に禰豆子と同じ
暗示をかけたとしても、
禰豆子のような効果は
得られなった事でしょうね。
衝撃的な家族惨殺シーンでは
圧倒的強さの鬼から命をかけて
家族を逃がそうとし、
兄弟を守りながら倒された事により
禰豆子の家族愛が伺えるのです。
このような描写からも禰豆子は
自分を犠牲にしても
かまわないとい深い家族愛で
満ち溢れている事が分かるのです。
禰豆子の好きなタイプは
飛車だという事をご存じですか？
巻頭おまけ漫画で禰豆子の理想として、
「（将棋の駒の)飛車みたいな人がいたらいいなぁ」
と語っています。
飛車は広く動けて責めるのも
自陣を守る事もできる頼もしい駒です。
と、すると・・・
禰豆子の理想は
「強くて・頼もしくて・守ってくれるような人」
という事になるでしょうか？
この条件に当てはまる方が
ひとりいましたよね？
伊乃助から禰豆子の入った箱を守り、
「禰豆子ちゃんは俺が守る」
と発言をして、
禰豆子を箱にいれて
太陽から守っていた人。
善逸は何度も禰豆子を守りました。
加えて剣士としての実力も高く
戦場を駆け抜ける様子は、
禰豆子の理想とする飛車の姿に
重なると思いませんか？
禰豆子ファンには怒られそうですが
そんなシーンもこれからのアニメで
観られる事を期待しています。
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