2002年の秋季アニメ作品として、
約1年間放映された作品です。
「SEED」の印象は、
1979年に放映された
シリーズ第1作目「機動戦士ガンダム」
(通称・ファーストガンダム)を意識した
ストーリー構成を想わせ
2002年当時の少年・少女はもちろん、
ファーストガンダム世代の
大人たちにもヒットしました。
私は、平成生まれなので
「W」や「X」の世代となりますが、
やはり名作であり原点となる
ファーストガンダムは
良い意味で別格の作品です!
宇宙規模に広がる戦争の中、
軍の上下関係や御家事情、
ニュータイプやコーディネイターと
呼ばれる戦闘に特化した者への対抗心…
それぞれの想いをストーリーで描き、
モビルスーツと呼ばれる
機体で戦っていきます。
また、
ファーストもSEEDも
ストーリーを追っていくことで
様々な戦闘エリアで交戦しますが、
その点も意識されている部分が
あるように感じました
(コロニー崩壊→脱出して宇宙空間での戦闘→大気圏突入……みたいな)。
そして、
ファースト以外のガンダム作品からも
意識されている要素が幾つかあります。
全て書くと長くなってしまうため、
分かりやすい部分を
ピックアップしてみました。
・主役級のガンダムが5機存在する
(機動武闘伝Gガンダム/新機動戦記ガンダムW、など)
・女性に人気がある
(新機動戦記ガンダムW/機動新世紀ガンダムX、など)
特に”女性に人気”の作品になっており、
今ではTwitterなどでよく見かける言葉
「腐女子」というカテゴリーが定着した
代表作になったイメージがあります。
そんな女性ファンが、
物語に登場する男性キャラ同士の
恋愛を描いた、BL同人誌が増えました。
ガンダムシリーズに
限ったことではないのですが、
2000年代に入ってアニメを見ている方
(いわゆるアニメオタクと呼ばれるようになった方)は、
作品のストーリーだけでなく
少し違ったアニメの見方をする
アニメオタクが現れました。
それは、
キャラクターの声を担当している
「声優さん」を目当てに視聴する
という、
当時では”コアなオタク”とか
”ディープなオタク”と、
呼ばれる上位的な存在の
オタクが誕生しました!
私もコアなオタクだったと
記憶していますが、
学生時代はアニメ好きの友達と
「声だけ聴いて声優さんの名前と、キャラクター名を当て合う遊び」を
していたのを思い出します。
さてそれでは、
最後にガンダムシリーズを
あまり知らない方のために
シリーズのお勧めできる点を
書きたいと思います。
今回はSEEDを題材にしていますので、
SEEDを基準にまとめます。
・キャラクターや機体
(ガンダムシリーズでは登場するメカは
「モビルスーツ」と呼ばれている)が
フルセル画
・2020年現在でも現役で、
実力派の声優陣
(保志総一朗さん/石田彰さん、など)
・ガンプラと呼ばれる
「プラモデル」などの造形物が多い
・幅広い世代の方と語れる
まだまだお勧めできる点は
たくさんあります!
是非、視聴してみてください!!
友達同士や家族の方と
楽しく語り合えると思いますよ。
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