海と大地の間にある世界
「バイストン・ウェル」が舞台の
「サンライズ」制作のアニメ作品。
1983年から約1年間、放映されました。
“地上人”と呼ばれる、
私たちに分かる言い方に変えると
”地球人”の主人公
「ショウ・ザマ(CV.中原茂 さん)」は、
バイストン・ウェルへ繋がる
「オーラロード」に
迷い込んでしまいます。
そこでは、
現地の国家同士の戦争が
起きていました!
オーラバトラーという
”虫のような外見”の
ロボットに乗って戦う、
ショウを始めとした「聖戦士」たち。
戦闘での敗北や生い立ちなど、
憎しみで戦っている人を
斬っていくショウと仲間たち。
オーラバトラーは
乗っている人のオーラを具現化し、
制御不能
(劇中では、ハイパー化 と呼称される)
になると機体が巨大化
(錯覚であり、実際は巨大化していない)
したり精神が暴走していきます。
人間の内側の演出が上手く
「物事には、冷静な判断が大切」
というキーワードかな、
と私は視聴しながら感じていました。
ストーリーを追っていくと、
ショウは地上に召喚されます。
バイストン・ウェルでは、
激戦の真っ最中!
地上には、
バイストン・ウェルの人間も召喚され、
そこから戦争の舞台は、
地球に移ってしまいます。
ショウや同じく地上人の
「マーベル・フローズン(CV.土井美加 )」
と共に、
地上での戦闘を止めるように
説得しますが戦禍は広がっていきます!
またショウの故郷である日本も
戦場になります。
偶然、ショウは両親と再会しますが
母親から銃口を向けられ、
ショウは決意します!
──俺は、聖戦士としてやらなきゃいけないことがある!
──それは地上もバイストン・ウェルも関係ない。俺にできることは、何だってやってやろう!!
故郷での出来事を吹っ切れた
ショウの気持ち(オーラ力)は、
何よりも頼りになる
温かいものとなりました。
マーベルとの関係も進展し、
お互い両思いの恋仲になりました。
そして、ショウもマーベルも
激戦の果てに力尽き、後に
「バイストン・ウェルの物語」として
「ミ・フェラリオ」(妖精のような存在)
のチャムが語り、物語の幕が下りた。
ちなみに戦死した者を含めた
この騒動の関係者の魂は、
各々の世界へ戻されています。
ちなみに1988年に後日談として
OVA「New Story of Aura Batteler
DUNBINE」が公開されました。
「聖戦士ダンバイン」の最終回から
700年後のバイストン・ウェルが
舞台となっています!
世界観などは、あまり変わりませんが、
登場人物のほとんどが
「聖戦士ダンバイン」で登場した
人物の転生になります。
原作者の
「富野由悠季(とみのよしゆき) さん」は
「バイストン・ウェルの戦いに
終止符をつけたい」と
取材陣に話していることから、
更なる進化を遂げた作品が
これからも世に出るのが楽しみです。
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